Express.js
AppPaaSがサポートするフレームワークExpress.jsについて説明します。
1. 概要
Express.jsは、Node.jsのウェブアプリケーションフレームワークです。主にウェブアプリケーションやAPIの開発に使用されます。シンプルかつ柔軟な構造を持っており、開発者が迅速かつ効率的にウェブサーバーを構築できるように支援します。
AppPaaSでは、Node.js 18 / 20でExpress.jsをサポートしています。
2. サービス環境設定
内部ポート
サービスがデプロイされた後にリッスンされるポートを指します。 一般的に、Express.jsアプリケーションを作成する際には3000ポートが使用されますが、 ソース内でそのポートを変更した場合は、変更した値を入力する必要があります。 AppPaaSのベータ版では、指定されたポートに基づいてTCPヘルスチェックが行われます。
外部ポート、外部ポートの公開設定
サービスをパブリックに公開するかどうかを決定する設定です。 デフォルトでは443に設定されており、公開設定にすると外部ドメインが割り当てられ、 https://{割り当てられたアドレス}を通じて外部からアクセスできます。 非公開に設定した場合、外部からのアクセスは不可能となり、 内部ドメインアドレスを介してのみサービス間の通信がサポートされます。
自動デプロイ設定
自動デプロイを設定すると、リポジトリの選択したブランチに変更があった場合、 その変更に対するフックを受けて、自動的にビルドおよびデプロイが進行します。
3. 高度な環境設定
インストールコマンド
デフォルトではnpm install
が実行されます。
変更が必要な場合は、この値をオーバーライドすることができます。
開始コマンド
npm run dev --host 0.0.0.0
が実行されます。この値もオーバーライドすることが可能です。
環境変数
環境変数はKey/Value形式で入力され、入力された値はコンテナOSの環境変数として注入されます。
注入された環境変数は、コード内でprocess.env
を通じてアクセスして使用することができます。
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