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Angular

AppPaaSがサポートするフレームワークAngularについて説明します。

1. 概要


Angularは、Googleによって開発・維持されているオープンソースのフロントエンドウェブアプリケーションフレームワークです。2010年に初めて発表されたAngularJSを基にしており、2016年に大幅な変更を経てAngular(Angular 2以降)として再発表されました。Angularは、大規模なアプリケーションを効率的に構築・管理するためのさまざまな機能を提供します。

AppPaaSでは、node.js 18 / 20でAngular 17をサポートしています。

2. サービス環境設定


内部ポート

サービスがデプロイされた後にリッスンされるポートを指します。 一般的に、Angularアプリケーションを作成する際には4200ポートが使用されますが、 ソース内でそのポートを変更した場合は、変更した値を入力する必要があります。 AppPaaSのベータ版では、指定されたポートに基づいてTCPヘルスチェックが行われます。

外部ポート、外部ポートの公開設定

サービスをパブリックに公開するかどうかを決定する設定です。 デフォルトでは443に設定されており、公開設定にすると外部ドメインが割り当てられ、 https://{割り当てられたアドレス}を通じて外部からアクセスできます。 非公開に設定した場合、外部からのアクセスは不可能となり、 内部ドメインアドレスを介してのみサービス間の通信がサポートされます。

自動デプロイ設定

自動デプロイを設定すると、リポジトリの選択したブランチに変更があった場合、 その変更に対するフックを受けて、自動的にビルドおよびデプロイが進行します。

3. 高度な環境設定


インストールコマンド

デフォルトではnpm run installが実行されます。 変更が必要な場合は、この値をオーバーライドすることができます。

環境変数

環境変数はKey/Value形式で入力され、入力された値はコンテナOSの環境変数として注入されます。 注入された環境変数は、コード内でprocess.envを通じてアクセスして使用することができます。

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